円山鍼灸「円山漢祥院」 の日記
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呼吸の必要性
2017.05.25
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やっと長かった寒さの季節から暖かい夏の季節になってきました。気温もかなり暖かくなり、外に出やすい気候になってきています。 先日、呼吸器の先生の講演を聞く機会がありきいていると、現代の人はどんどん呼吸が浅くなってるということ。 意識しないと腹式の呼吸はしていないとのことでした。現代人はスマフォやパソコンで深呼吸などする間などなく仕事をし、呼吸を深くはすいません。そうなると、血液中の酸素がたりないということになります。 血液中の酸素がたりないと、筋肉や、内臓に十分に酸素が送られません。栄養学などで一生懸命に食べるものに気をつかう現代人ですが、筋肉は栄養と酸素をうけてやわらかくなります。栄養は十分になったとしても、酸素、つまり呼吸がおざなりでは筋肉も柔らかくならないし、内臓も動きが悪くなります。そのために筋肉は固くなりやすく、またちょっとしたストレスでも伸びなくなります。 防止するには、腹式呼吸を何度もすること。 気が付いたときに腹式で呼吸をして深い呼吸により酸素を十分に取り入れて、血液中に酸素を回すことです。これだけで筋肉のコリなどが楽になったり、頭痛が酸欠で起こっていても軽くなったりするものです。 呼吸は現代人の盲点になりつつあります。まずは、深呼吸。どんな事をするときでも呼吸を大事に考えてみましょう。それだけで、いろいろな疾病が軽くなるかもしれませんよ。 血行を良くするということは隅々まで栄養と、酸素をいきわたらせることなのです。