円山鍼灸「円山漢祥院」 の日記
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ストレス耐性を高める
2017.02.10
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まずはストレスに敏感になる!ストレス耐性を高める方法
◆はじめに
現代社会において、ストレスを感じることは多々あります。自分はどうもストレスを感じやすい、他人よりもストレスに弱いのではないかと悩むことはないでしょうか。
ストレスに弱いと感じている人へ、ストレス耐性について紹介したいと思います。
◆ストレス耐性とは?
主に以下の3つがあげられると思います。
ストレスに強い
ストレスと付き合うのが上手
同じ条件下でもストレスを感じにくい
◆ ストレスに強くなるためには
ストレスは溜めずに発散する
ストレスを感じるのは、脳の「扁桃体」という部分です。そこまで分かっているのですが、扁桃体を鍛える方法や食材はないというのが現在の見解のようです。 過度のカフェインやアルコールはよくないそうですが、基本的には遺伝や育った環境などで強さ弱さは決まっているそうです。
ストレスに強い人は、鈍感というよりも「ストレス発散が上手」ということのようです。簡単にいえば「新しい刺激を入れて、古い(嫌な)記憶を捨てる」ということです。
脳はルーティンワークばかりだと、同じ部分しか働いていません。いつもと違う部分を刺激すると、そちらの活動が活発になり、バランスが取れます。脳全体を安定させることで、扁桃体ばかりが活動しないようにします。
自分のストレスに敏感になる
ストレスに弱い人は「自分のストレス」をついつい軽く見がちです。「自分はすぐにストレスを感じるから」「いつもしんどいけれど、こんなものだ」と思っていないでしょうか。
ストレスはコップにたまる水にたとえられます。中身を捨てずにいると、いつかあふれ出してしまうのです。そうなると、立ち直るまでに大変な思いをしなければなりません。
自分がどんなことにストレスを感じやすいのか、まず知ることが必要です。孤独に感じる時がストレスになるのか、大人数といる時がストレスになるのか、時間 に厳しいのかルーズなのか、といった「自分の傾向」を知ることで、それに対する対策を講じてみます。うまくばかりは行かないでしょうが、今あるストレスを 半分にすることを目標にしてみましょう。
ストレスは身体からのストップサイン
もし、ストレスを感じることなく過ごしていたらどうでしょうか。限界まで働いてしまい、倒れてしまうことでしょう。
ストレスを感じると言うことは体からの「ストップ」です。人間は機械ではありません。
ストレスを感じながらもいろんなことにチャレンジ・経験し成長することで、自分の仕事や生活も豊かになっていくのではないでしょうか。
◆おわりに
「ストレスがなさそうでうらやましい」と思うこともあると思います。でも、本当にストレスをまったく感じていないのなら、その人はもしかしたらもう限界寸前なのかもしれません。ストレスが当たり前すぎて何も感じないというのも、危険な兆候です。
ストレスは感じて当たり前、これといった特効薬もありません。ストレスと上手に付き合っていくつもりで、発散し世界を広げていけばと思います。