円山鍼灸「円山漢祥院」 | 日記 | 季節の変わり目

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円山鍼灸「円山漢祥院」 の日記

季節の変わり目

2017.02.20

3月の声を聞くとなんとなく春が近いようなそんな感じを受ける今日この頃です。この時期から自律神経の働きがアンバランスになりやすく、動悸、息切れ、不眠といった症状を訴える方が増えてきます。

季節の変わり目になると古来の人のように季節に合わせた生活をしているわけではない現代人は いろいろな不調がでてくるわけです。原因がわかっているのですがなかなか治療ができない、西洋医学だと自律神経には安定剤しか方法はありません。

ですので東洋医学の治療が今現在ではもっとも負担のかからないいい方法になります。不眠が中心であれば酸棗仁湯、動悸であれば柴胡加竜骨牡蛎湯か半夏厚朴湯、悩んでストレスということであれば加味帰脾湯などが適していますし、鍼灸で自律神経のバランスをとることもあります。

ただし、西洋薬と違い効き目もマイルドです。最低でも1~2週間から数カ月というのが漢方の一般的な服用期間ですし、鍼灸も同じです。やはり効き目がゆっくりなのは体に優しいということですので、根気よく治療はしていかなくてはいけません。

どうしても服用してすぐにという方が多いですが、西洋薬と違い、体をゆっくり調整するのが漢方や鍼灸ですので、致し方ないことです。

昨今は健康保険も鍼灸には使いにくく、整骨も鍼灸も保険者から質問票が送られてくることが多くなりました。将来的にはもしかすると保険の適応から外れるのかもしれませんが、国民の皆さんには必要な治療技術、医療だと思いますので、今後とも様々な活動をしていこうと考えています。                         

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